2025年8月1日〜3日の3日間に渡って、八王子駅の甲州街道や西放射線ユーロードにて「八王子まつり」が開催されます。
80万人超の来場者が集まる関東屈指のお祭りで、山車や神輿が八王子の街を盛り上げます。
八王子まつり2025では會所巡りのデジタルスタンプラリーも開催予定です。
令和7年八王子まつりの概要
八王子まつりのお祭りの概要は以下の通りです。
- お祭り名:令和7年八王子まつり
- 開催日時:2025年8月1日(金)〜8月3日(日)
- 開催場所:八王子駅周辺の甲州街道及び西放射線ユーロード
- 最寄り駅:JR八王子駅(徒歩5分)、京王八王子駅(徒歩10分)
- 祭り主催:八王子まつり実行委員会
八王子まつりは関東屈指の山車祭りと言われています。
元々は1961年に「八王子市民祭」として始まったものが、現在は八王子まつりになりました。
精巧な彫刻が施された20台の山車が登場し、八王子の甲州街道を巡行します。
さらに神輿は上地区・下地区合わせて21台が登場する予定です。
多賀神社や八幡八雲神社の趣向を凝らした神輿の神輿渡御も行われます。
八王子市外からの来場者も含めて80万人を超えるほどで、八王子市内で開催される祭りとしては最大規模です。
八王子まつり2025の行事スケジュール
八王子まつりは2025年8月1日から3日の3日間にかけて、色々な行事が開催されます。
各日に予定されている行事・催しとしては以下のようになっています。
初日:8月1日(金)
- 氷の彫刻展:13:30~16:10(西放射線ユーロード)
- 宵宮の舞:18:30~19:00(中町公園)
- 居囃子:18:00~21:00(いちょうホール)
2日目:8月2日(土)
- 関東太鼓大合戦:14:00~16:00(甲州街道・八王子駅入口〜追分町)
- 民謡流し:16:00~18:30(甲州街道・八王子駅入口〜追分町)
- 山車巡行・神輿渡御:18:30~21:00(甲州街道・八王子駅入口〜追分町)
- 台湾・高雄市パフォーマンス:①15:30~15:50、②18:00~18:20(八日町交差点南側)
- 子ども音頭の集い:16:30~17:30(八日町交差点南側)
- 居囃子:14:00~21:00(会場内各地)
3日目:8月3日(日)
- 「千賀みこし」渡御:14:00~17:00(甲州街道・追分町→八幡町)
- 宮神輿渡御:14:00~17:00(甲州街道・八王子駅入口→八幡町)
- 台湾・高雄市パフォーマンス:①15:30~15:50、②18:00~18:20(八日町交差点南側)
- 山車巡行・神輿渡御:17:00~21:00(甲州街道・八王子駅入口〜追分町)
- 居囃子:14:00~21:00(会場内各地)
- 獅子舞:16:00~18:00(西放射線ユーロード、えきまえテラス)
複数日で実施される行事もあれば、1日しかない催しもあります。
そのため、見たい行事・催しが何日目かチェックしておきましょう。
山車巡行と神輿渡御が最大の目玉
八王子まつり最大の目玉は山車祭りということもあり、山車です。
19台にもなる精巧な彫刻が施された山車が、八王子駅前から続く甲州街道を巡行します。
通常、山車祭りは昼間に行われることが多いですが、八王子祭りの山車巡行は夕方から夜にかけて行われます。
夜の八王子に灯火(ともしび)に照らされて走る山車の姿は幻想的で、必見です。
さらに、八王子にある多賀神社に奉納されている千賀みこしや、八幡八雲神社の宮神輿の神輿渡御も注目です。
多賀神社の千賀みこしは八王子市の有形文化財にも指定されていて、八王子まつりの名物にもなっています。
2日目、3日目にあるので迫力ある山車巡行と神輿渡御はぜひ八王子まつりに参加したら鑑賞しましょう。
八王子まつりの他の見どころポイント
八王子まつりは山車祭りとして、前述した山車巡行と神輿渡御が目玉行事です。
ただ、それ以外にも見どころある行事・イベントは多数用意されています。
八王子まつりの公式HPで紹介されている見どころピックアップとして紹介されているのは、以下7つです。
- 子ども音頭の集い
- 氷の彫刻展
- 宵宮の舞
- 関東太鼓大合戦
- 民謡流し
- 獅子舞
- 居囃子
氷の彫刻展は夏で溶けてしまうため、八王子まつりの初日しか鑑賞できないので、見たい方は彫刻展が開催されるタイミングで訪ねましょう。
山車や神輿だけでなく、こうしたイベントもぜひ八王子まつりでお楽しみください。
夜店・露店も約230店出店
八王子祭りではJR八王子駅入口交差点から始まる甲州街道の歩道に露店(夜店)が出店されます。
八王子まつりに出店される露店は約230店とのことです。
露店は八王子まつり開催中の3日間とも12:00〜20:30で営業しています。
なお1日目は甲州街道沿道での夜店の出店はありません。
食べ物からくじ引きや射的までお祭りを満喫できるものが多数あります。
ぜひ八王子まつりに参加したら行事の観覧だけでなく、露店巡りも楽しみましょう。
八王子まつり2025ではスタンプラリー企画
八王子まつり2025では、前回にはなかった「デジタル會所めぐり」の企画が用意されています。
2025年8月2日、3日の2,3日目の実施予定のイベント企画です。
上地区と下地区の全19箇所の會所を巡り、スマートフォンアプリでQRコードを読み込んでスタンプを集められます。
19個ある會所のスタンプから13個以上スタンプを集めると、八王子まつり公式の手拭いが当たる抽選に参加できます。
ぜひ八王子まつりを巡りながら、デジタル會所めぐりのスタンプラリー企画も楽しみましょう。
前回の八王子まつりの参加レポート
南大沢通信では昨年開催された八王子まつり2024の1日目に参加してきました。

JR八王子駅に到着すると、すでに駅構内も八王子まつりの雰囲気に包まれていました。
八王子まつり初日の目玉イベントである氷の彫刻展では用意された氷を削ってその場で芸術的な彫刻作品ができあがっていきます。
夏の暑さの中、どんどん氷が溶けながらも見事な作品が西放射線ロードに飾られていました。
多くの来場者が様々なテーマで作り上げられた氷の彫刻作品を写真に収めていました。
氷の彫刻展では、氷以外にスイカを削った彫刻作品もライブで制作されていました。
スイカ1玉を丸々削って、精巧な彫刻で色々なモチーフの作品が展示されていました。
八王子まつりの1日目は山車の巡行はありませんでしたが、各エリアで山車の展示が行われていました。
また新宿から続いている甲州街道のJR八王子駅入口交差点からは、歩道の両側にたくさんの屋台がずらりと並んでいました。
終わりが見えないほどの屋台の並びに驚かされます。
なお屋台の出店以外に、八王子まつりの開催エリアにあるお店も店の前に露店を出店して、そのお店の名物やソフトドリンク、ビールなどを販売していました。
八王子まつり2025の注意点
昨年の八王子まつりに参加して気づいた、八王子まつりの注意点をいくつか紹介します。
暑いので水分補給・休憩必須
天気にもよりますが、八王子まつりは8月頭なのでとても暑いです。
こまめな水分補給や休憩をしないと熱中症の恐れもありました。
祭りではソフトドリンクも販売されていて、コンビニも多くあるので、しっかり水分補給しましょう。
疲労を感じたら、セレオ八王子や八王子オクトーレで休憩をとるのが大切です。
スマホのオーバーヒートに注意
八王子まつりは色々な催しがあり、ついスマホで写真を撮りたくなります。
真夏の暑い日中にスマホでたくさん写真を撮っているとスマホがどんどん熱くなります。
オーバーヒートでスマホが故障したりしかねないので、ペットボトルドリンクなどで冷やせるようにしましょう。
オーバーヒート以外に電池消耗も激しくなるので、電池切れの恐れもあります。
スマホが電池切れになると、グループで来た場合に連絡が取れないので注意が必要です。
ゴミを持ち帰るようの袋を準備
屋台や露店などで色々な食べ物が販売されているので、食べ歩きする人も多いと思います。
ただ、八王子まつりの会場エリアにはゴミ箱があまり設置されていません。
露店にはゴミ箱もありますが、そこで買った人用なので、食べ歩きしたゴミは捨てられません。
さらに八王子まつりに合わせてJR八王子駅構内もゴミ箱を撤去するとアナウンスされています。
そのため、食べた割り箸や紙コップなどを捨てるのが難しいので、ゴミを持ち帰るゴミ袋を準備しておきましょう。
同じタイミングで橋本七夕まつりが開催
なお、同じスケジュール(2025年8月1日〜3日)で相模原市の橋本で「橋本七夕まつり」が開催されています。

JR橋本駅北口の公園とアリオ橋本のステージで色々なパフォーマンスやイベントが行われています。
七夕飾りの展示や屋台の出店もあり、お祭りを1日満喫できます。
南大沢からは橋本は京王相模原線ですぐにアクセスできるので便利です。
まとめ
今回、2025年8月1日〜3日にJR八王子駅周辺の甲州街道、西放射線ユーロードで行われる「八王子まつり」を紹介しました。
八王子まつり2025は八王子市内最大のお祭りで、目玉となる山車巡行や神輿渡御など迫力満点です。
そのほかにも氷の彫刻展や関東太鼓大合戦、八王子市の無形文化財である獅子舞など、楽しみな催しが目白押しです。
八王子まつりが開催される八王子駅周辺の甲州街道には230店近い露店も出店し、お祭りを満喫できます。
ぜひ8月最初の週末は3日間にわたる八王子まつりに参加してみてください。
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