2025年2月6日(木)に行われた南大沢スマートシティ共創ラボに南大沢通信が参加してきました。
共創ラボには南大沢で働く方々や地域のコミュニティを運営されている方、東京都立大学の学生が参加し、南大沢の魅力を発信するアプリについて検討しました。
南大沢スマートシティ共創ラボとは
南大沢は5Gと先端技術を活用した分野横断的なサービスの都市実装を実施する「スマート東京」の先行実施エリアとして、多摩ニュータウン通りエリアで唯一選ばれています。
南大沢スマートシティプロジェクトとは(南大沢スマートシティ協議会)
そんな南大沢スマートシティの実施計画を進めていくために、リビングラボという手法が採用されています。
リビングラボというのは様々な主体が参加し、ユーザー視点を取り入れながら、サービスを共創するオープンイノベーションの手法です。
南大沢スマートシティ共創ラボは、地元住民や企業、大学などがアイディアを出し合ってスマートシティのサービスを共創していくプラットフォームとして開催されています。
参加者は南大沢に関わる人々
2025年2月6日(木)に南大沢スマートシティ共創ラボはパオレ南大沢7階会議室で行われました。
南大沢スマートシティ共創ラボには主に以下のような方々が参加されていました。
- 南大沢でお店を経営されている方
- 南大沢で事業に取り組まれている方
- 南大沢で地域コミュニティを運営されている方
- 多摩エリアで情報発信をしている方
- 東京都立大学の学生方
本取り組みについてはどうやら東京都がデロイトトーマツに発注しており、デロイトトーマツの方々が運営やファシリテーターを務めていました。
南大沢の魅力をディスカッション
イベントでは「南大沢の魅力を体感できるアプリの検討に向けて」というテーマが与えられました。
参加者で4つの班に分かれて、テーマに対するディスカッションを行いました。
南大沢通信が参加した班では、どういう情報がほしいかという観点を意見を出し合い、出た意見を集約し、グルーピングしていく中で見えてきた2つの方針を軸に求めるアプリの形を考えました。
それぞれの班でアプリの検討案をまとめたところで、各班が他の班に向けて発表して共有しました。
4つの班が発表した内容をベースに、参加者が挙手しながら、意見を出し合い、全体で南大沢を盛り上げるために必要な取り組みは何かディスカッションを深めていきました。
東京都立大学の教授による講評も
南大沢スマートシティ共創ラボの最後には、オブザーバーとして参加されていた東京都立大学の先生からの講評がありました。
- 自分とごく一部の人しか興味がない情報も束ねていけば、価値が出る
- いかにデータを蓄積していくかが大切
- アイディアとデータをつなげることで魅力が生まれる
- 生成AIなどを積極的に活用することが必要
- Youtubeや各種SNSのデータをうまく連携が重要
上記のようなコメントが各先生方からありました。
まとめ
今回、2025年2月6日に開催された南大沢スマートシティ共創ラボがどんな内容だったか紹介しました。
地域に関わりある方々が集まって、南大沢の魅力が体感できるアプリについて検討しました。
南大沢通信も参加してきましたが、南大沢に暮らすまたはお店や地域コミュニティを運営されている方々と交流できてとても有益な時間でした。
南大沢通信は南大沢のイベントやお店情報を網羅的にまとめられていないことを課題と感じて開設しました。
参加者の方とのディスカッションで刺激を受けた点を南大沢通信に取り入れつつ、南大沢のために今後も活動していきたいと思います。
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