自民党総裁の石破茂首相が衆議院を解散したことで、2024年10月に衆議院選挙が開催されます。
公職選挙法の改正により、八王子市内の南大沢エリアでは区割り変更が行われ、八王子の大半とは異なる選挙区(東京24区→21区)に変更となります。
2024年10月に衆院選
2024年9月に自民党総裁選が行われ、石破茂氏が新しい総裁に選ばれ、総理大臣になりました。
石破茂首相は2024年10月9日に衆議院の解散を行い、衆議院選挙が行われることが決定しました。
衆議院選挙の日程スケジュールは10月15日が公示日、10月27日が投開票日となっています。
前回の2021年に行われた衆院選から3年ぶりの選挙です。
南大沢エリアの選挙区が変更
そんな中、八王子市の南大沢エリアは前回の2021年の衆議院選挙とは選挙区に変更がありました。
実は2022年に公職選挙法の一部が改正されて、11月に公布、12月から施行されました。
それによって八王子市内でも南大沢駅周辺の以下のエリアで選挙区の区割りが変更されました。
- 南大沢
- 上柚木
- 下柚木
- 松木
- 別所
主に旧由木村だったエリアが選挙区変更となっています。
鑓水や中山などは一部が区割り変更、一部は従来の選挙区のままとややこしい状態となっています。
八王子の24区→立川・日野の21区へ
2024年10月の衆議院選挙から南大沢エリアの選挙区は東京24区から東京21区に変更となりました。
東京24区は八王子市内の東中野・大塚を除くほぼ全域でした。
八王子南東部の南大沢や京王堀之内、松が谷などは今回の衆院選から東京21区が選挙区に区割り変更されています。
東京21区は立川市・日野市が主な選挙区で、2021年の衆院選は国立市や多摩市の一部も含まれていました。
区割り変更により2024年の衆院選では東京21区は立川市・日野市に加え、南大沢周辺の八王子市となっています。
裏金・統一教会で揺れる萩生田光一氏と別区に
前述した通り、八王子の旧由木村の南大沢エリアは東京24区から東京21区に衆議院選挙の選挙区が区割り変更されました。
その結果、従来の東京24区の選挙区で出馬していた候補者を投票することができなくなりました。
東京24区では裏金問題で自民党公認が得られなくなった萩生田光一氏が前回選挙で当選しています。
これまでの裏金問題や統一教会との関係で批判を受けている萩生田光一氏に対し、南大沢近隣の住民は是非を投票することができなくなりました。
まとめ
今回、2024年10月に投開票が行われる衆議院選挙で、八王子市内の南大沢周辺エリアの選挙区が区割り変更されたことを紹介しました。
元々は八王子市を中心とした東京24区でしたが、2022年の公職選挙法の改正で東京21区に区割りが変更されました。
南大沢や上柚木・下柚木、松が谷といったかつての旧由木村のエリアの選挙区が、今後は立川市や日野市と同じ選挙区となります。
10月27日の投票日に向けて南大沢近隣の八王子の方は、東京21区に出馬する立候補者をチェックして投票しましょう。
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