2024年12月に入って八王子市市内でインフルエンザが急増しています。
八王子市公式ページでもインフルエンザ感染者が増えているとの保健所からのお知らせが掲示されました。
八王子市公式ホームページで注意喚起
2024年12月24日に八王子市公式ホームページで「インフルエンザ急増中!!」という保健所からのお知らせが掲載されました。
都内のインフルエンザ患者の報告者数が都の注意報基準を超えたとのことです。
ビックリマーク(!)が2個も書かれるなど、強い注意喚起が行われています。
市内で1週間で170名超インフルエンザに
八王子市の保健所からのお知らせによると、八王子市内でもインフルエンザの感染者数が急増しているとのことです。
- 小児科定点(市内13ヶ所)96.2人
- インフルエンザ定点(市内11ヶ所)74.1人
2024年12月16日〜22日の1週間で子どもと大人を合わせると170人を超えるインフルエンザ患者が八王子市内で発生しています。
2019年以来のインフルエンザの感染者数に
1週間で子どもと大人合わせて170人を超えるインフルエンザの感染者数は、新型コロナが流行する前の2019年以来の水準とのことです。
2020年以降は新型コロナが大流行したことで、インフルエンザの感染者数は減少していました。
しかし、新型コロナが5類感染症に移行されて、再びインフルエンザが流行するようになり、自治体から注意喚起が出るほどまで感染が拡大しています。
出社回帰やマスク着用率低下が原因?
都内や八王子市内でインフルエンザが流行している原因として、出社回帰やマスク着用率の低下が考えられます。
2023年5月に新型コロナが5類感染症に移行されてから、これまでリモートワークを推奨していた企業に変化が生じました。
今では出社に切り替えた会社も多くあり、八王子市内から都内に通う人も増えたことで人との接触が増え、インフルエンザの感染リスクが高まったと推測されます。
さらにマスク着用についても個人の判断に委ねられるようになり、電車内では半数近い人がマスクを着用しなくなっています。
新型コロナ流行時にインフルエンザ感染が激減したのは、マスク着用と手洗いが徹底されたからです。
そうした点で、インフルエンザが感染しやすい環境が八王子市内でできつつあったため、感染が広がったと考えられます。
マスク着用など感染対策を
12月という師走の時期は年末年始に向けて多くの人々が忙しい日々を送っています。
そうして疲れがたまり、体調が芳しくない状態になると、インフルエンザなどに感染しやすいです。
仕事や学業など忙しいかと思いますが、無理せずに体調を整えるようにしましょう。
またインフルエンザの感染予防には、新型コロナ同様マスク着用が有効です。
インフルエンザに感染しないよう外出時はマスクを着用して、感染防止に努めましょう。
まとめ
今回、2024年12月に八王子市の保健所が注意喚起した市内でのインフルエンザ流行について紹介しました。
市内における複数の定点でインフルエンザの感染者数の報告者数が急増し、1週間で170人を超える規模に拡大しています。
新型コロナが収束を見せたことによる出社回帰やマスク不着用で、インフルエンザが流行の兆しを見せています。
特に年末の忙しい時期でインフルエンザが流行る季節なので、感染防止のためマスク着用と体調維持に努めましょう。
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