2024年10月20日(日)に京王堀之内駅から徒歩数分の駐輪場に鹿が出現しました。
どうやら多摩市で目撃情報が相次いでいたシカが八王子市の堀之内エリアに移動してきたようです。
警察・消防などが包囲網を敷き、猟友会によってシカは無事に捕獲されました。
多摩市で鹿の目撃例が相次ぐ
多摩市では2024年10月中旬にかけて野生の猿の目撃情報が話題になっていました。
そんな中、今まで市街地で見かけることはなかった鹿も多摩市内で目撃例が相次いでいました。
《お知らせ》. 現在、連光寺5丁目交差点付近においてオスのシカが目撃されました。見かけた方は下記のとおり十分ご注意ください。 ・近づかない ・エサをやらない、食べ物を見せない ・… https://t.co/zc6JiYyVRq #動物出没 #東京都 #多摩市 #連光寺 #新着
— 安全ナビ＠東京都 (@anzen_tokyo) October 16, 2024
鹿は肉食ではないものの、オスには硬くて尖ったツノがあり、攻撃されると命の危険もあります。
京王堀之内駅前でシカが目撃
多摩市での目撃から今度は八王子市内でもシカが目撃されました。
恐らく数日前から目撃情報が相次いでいた多摩市のシカが移動してきたと推測されます。
Xのフォロワー様よりご提供いただいたシカの写真
2024年10月20日午後に京王相模原線の京王堀之内駅から徒歩圏のところでシカが目撃されたと、フォロワーの方から情報提供いただきました。
その日の17時ごろに京王堀之内駅を訪ねたところ、駅から3分ほどの北側の道路を渡った駐輪場に警察車両や消防車が多数集まっていました。
八王子市内でも京王堀之内駅の周辺は道路や住宅も整備された市街地です。
そんな市街地にシカが出没したことは驚きです。
警察・消防によるシカの包囲網
10月20日の午後に京王堀之内駅前にある駐輪場には警察と消防などが出動し、規制線を張っていました。
鹿が駐輪場から逃げられないように包囲網を敷いていました。
警察の規制線の外では近隣の方々が心配そうにシカが捕獲されるか見守っていました。
ただ、警察・消防による包囲網はできているものの、膠着状態が続いていました。
17時前に包囲しているのを目撃した後、18時前でもまだ捕獲に至っていませんでした。
包囲を突破して逃亡との情報
京王堀之内駅前の駐輪場に出没した鹿に対して、警察・消防による包囲網が敷かれていましたが、その後SNSで動きの投稿がありました。
速報
京王堀之内の鹿は神社方面に逃げた模様 pic.twitter.com/SOPIOTMtaX— 京堀 (@S_Keio_28) October 20, 2024
どうやらシカが包囲網を突破して逃亡したとのことでした。
京王堀之内にある神社「南八幡宮」へ移動したようです。
猟友会がシカを捕獲
最終的には猟友会も出動し、無事にシカが捕獲されたとのことです。
南八幡宮の境内に逃げ込んだ模様。
猟友会の方がいらっしゃって一件落着。
日本カモシカをまさか京王堀之内で遭遇するとは思わず驚きました。いくら八王子市といえ多摩ニュータウンエリアなので…
一体どこからやってきたのでしょうか？
無事に山に帰れますように😌💓 pic.twitter.com/SnGW2YtLBK— りーちゃん (@chimupurina) October 20, 2024
上記投稿をされたフォロワーの方にお話を伺ったところ、南八幡宮の神社の境内を逃げ回っていたところを猟友会によって捕獲されたそうです。
発砲音もなかったため、猟銃は使用されず、麻酔銃で捕獲された可能性が高いとのことでした。
長時間にわたりシカを包囲していた警察や消防の方々も無事捕獲できたことで、一安心してその場も和やかになったそうです。
まとめ
今回、2024年10月20日に八王子市内の京王堀之内駅前にシカが出没したことを紹介しました。
数日前から多摩市で目撃されたシカが移動していたと見られますが、京王堀之内駅からわずか徒歩数分の市街地にシカが現れたのは驚きです。
警察や消防による包囲網を敷くものの、シカは包囲を突破して逃亡するなど対応に苦慮されていました。
最終的に猟友会の人たちによって無事捕獲されたようです。
市街地に出没してしまったシカが無事に山に戻れることを願います。
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