2025年5月16日に京王電鉄は京王線ならびに京王相模原線のターミナル駅である新宿駅における朝と夕方のラッシュ時間を公開しました。
ラッシュ時間の傾向についてと南大沢駅からだと何時発の電車が混雑する傾向にあるのか、調査しました。
京王電鉄が新宿駅のラッシュ時間を発表
京王電鉄株式会社は2025年05月16日に「ラッシュ時間帯のお客様のご利用状況と、時差通勤のお願いについて」というお知らせを発表しました。
2025年05月16日ラッシュ時間帯のお客様のご利用状況と、時差通勤のお願いについて(京王電鉄)
ターミナル駅である京王線・京王相模原線の新宿駅と、京王井の頭線の渋谷駅における朝と夕方で混雑する時間帯を公開しています(2025年5月13日火曜の調査データ)。
その上で、ラッシュの時間帯を避けて、乗車人数の少ない時間帯で通勤する時差通勤を呼びかけています。
京王線・相模原線の新宿駅の平日混雑状況
2025年5月13日(火)に行われた調査では、①朝:6:00〜11:00、②夕:16:00〜21:00の2つの時間帯が対象でした。
①朝の通勤時間帯は降車人数、②夕方の帰宅時間帯は乗車人数をカウントしています。
京王線と京王相模原線のターミナル駅である新宿駅の平日混雑状況の結果は以下のグラフの通りでした。
①朝の通勤時間帯の降車人数
②夕方の帰宅時間帯の乗車人数
特定の火曜日1日だけの調査となっているため、曜日的な傾向は分かりませんが、最新の混雑状況を知ることができるデータです。
一般的に言われているラッシュ時間のピークと合致していることが確認できます。
朝7:30〜9:00がラッシュのピーク
5月13日の京王線新宿駅の降車人数のデータから、朝の7:30〜9:00が通勤ラッシュの時間帯であることが分かります。
特に8:00〜9:00の間に新宿駅に到着する電車がラッシュのピークとなっており、ものすごく混む時間です。
9時をすぎると降車人数はどんどん減少し、10時台に新宿駅に到着する電車は混雑が大幅に緩和されています。
また、夕方から夜にかけての帰宅時間帯は18:00〜19:30に新宿駅を発車する電車が猛烈に混んでいるとのことです。
南大沢駅の何時の電車がラッシュに?
京王電鉄のお知らせでは朝のラッシュ時間帯の調査で、新宿駅に何時に到着する電車が混雑しているか、提示されています。
これらの電車は京王相模原線の南大沢ではどの時間帯に該当するのでしょうか。
南大沢駅から乗車できる特急電車で、該当する電車の時刻を調査しました。
- 特急:6:44発(新宿駅7:24着)
- 特急:7:43発(新宿駅8:31着)
- 特急:8:02発(新宿駅8:51着)
- 特急:8:20発(新宿駅9:05着)
6時台後半から8時台の特急はすべて混雑する時間帯となっています。
時差出勤や京王ライナー活用で快適に
京王相模原線で混雑を回避するには、時差出勤または京王ライナーの利用が推奨されています。
時差出勤としては、6時台前半の特急または9時以降の特急等の利用がおすすめです。
さらに乗車する車両も、真ん中あたりの車両は混むので、前の方または後の方の号車がおすすめです。
また、すべてが指定座席となっている京王ライナーも選択肢の1つです。
有料電車のため座席指定券の410円が追加でかかりますが、必ず座ることができます。
車両内の人数も限られているのでとても快適に通勤時間を過ごせます。
2025年3月の京王線・京王相模原線のダイヤ改正でも京王ライナーが増便されているので、ぜひ、時差出勤に加えて、京王ライナーも活用しましょう。
まとめ
今回、京王電鉄が2025年5月13日に調査した、新宿駅における朝夕のラッシュ時間帯の混雑状況の調査について紹介しました。
京王線と京王相模原線では朝の通勤時間帯は7:00〜9:00に新宿駅に到着する電車が混雑するとのことです。
そのため、南大沢駅からは6:11発の特急(6:52新宿着)や9:10の特急(9:47新宿着)の電車で時差出勤することが推奨されています。
また時差出勤が難しい場合は追加費用がかかりますが、完全座席指定制の有料特急の京王ライナーもあります。
出社回帰によって朝の通勤ラッシュに乗車人数が増えていることもあり、混雑が悪化している状態です。
仕事前に満員電車で体力を消耗しないよう時差出勤などうまく活用しましょう。
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