南大沢に住む前に知っておきたい4つの騒音があります。
東京23区にもあるバイク・自動車、電車の騒音に加え、南大沢では横田基地を離発着する米軍の飛行機による騒音も大きいです。
そこで南大沢で暮らす際に発生する騒音を紹介します。
南大沢には4大騒音が存在
南大沢で生活する上で、4つの騒音問題があります。
- 電車(京王相模原線)
- 自動車
- バイク
- 飛行機(軍用機)
住んでいる住宅の遮音性にもよりますが、家の中でも聞こえてくる騒音も多いです。
それぞれどういった騒音か解説していきます。
騒音を観測する南大沢の住宅条件
今回の記事では屋内での騒音の住宅条件として以下となっています。
- 南大沢のUR賃貸物件
- 南大沢駅から徒歩10分程度
- 鉄筋コンクリート
- 平成初期に建築(築30年超え)
※戸建ての一軒家や築浅の分譲マンションと比べると、騒音の体感は異なります。
①電車(京王相模原線)
南大沢の騒音1つ目は京王相模原線の電車の音です。
京王相模原線は朝4時から深夜0時台まで電車が走っています。
南大沢駅付近の京王相模原線は住宅エリアよりも低い位置を電車が走っているため、騒音が響きやすいです。
室内にいても電車が走っていることがわかるレベルです。
ただ、終電後の1時以降には電車は走らなくなるため、深夜には電車の騒音に悩まされることはありません。
②自動車
南大沢の騒音2つ目は自動車です。
南大沢には多摩ニュータウン通りが走っており、この道を自動車がハイスピードで走行すると大きな騒音が発生します。
中には自動車のマフラーを改造してより大きな音が出る車もいて、その騒音でストレスが発生します。
自動車の騒音は主に深夜に発生しています。
特に金曜日や土曜日の深夜に多摩ニュータウン通りを法定速度を大きく超えて騒音を発生させることが多いです。
朝方や日中帯はそれほどでもありませんが、就寝時に自動車の騒音で寝れないということもあります。
また救急車や消防車などの緊急車両のサイレンの音も大きく響いて屋内に聞こえてきます。
③バイク
南大沢の騒音3つ目はバイクです。
八王子市に含まれる南大沢には都内23区とは異なり、暴走族のようにバイクを走らせる若者がいます。
そうしたバイクは改造されているためか、かなりの騒音を発生させて走行します。
前述した自動車と異なり、多摩ニュータウン通りのような大通り以外でも爆音で走行するバイクがいるため、家の近くの道を走られると騒音が大きなストレスとなります。
朝の時間帯はあまりありませんが、休日などは日中帯にも騒音を発生し、夜9時以降には徒党組んだバイク集団の騒音が聞こえることがあります。
④飛行機(軍用機)
南大沢の騒音の4番目は都内23区では羽田エリアを除いて珍しい飛行機です。
南大沢には調布のような飛行場は存在していません。
しかし、八王子市の北に接する米軍基地である横田基地があります。
この横田基地に離発着する飛行機が南大沢を通過する際に、飛行機の騒音が発生します。
実は南大沢での騒音としてこの飛行機の問題が最も根深いです。
飛行機の騒音問題が大きな理由
南大沢の騒音問題として飛行機(アメリカ軍用機)が最も大きいのには3つの理由が挙げられます。
- 飛行する飛行機の数が多い
- 飛行高度が低い
- 時間制限なく深夜も飛行
それぞれ詳しく説明していきます。
飛行する飛行機の数が多い
まず南大沢の上空を飛行するアメリカ軍の飛行機の数はとても多いです。
輸送機から戦闘機、ヘリコプター、さらには沖縄配備で話題になったオスプレイも飛んでいます。
またアメリカ軍の軍人やその家族を本国に帰省する用に民間の飛行機も発着することがあるそうです。
横田基地の飛行場の滑走路の1つに着陸するには南大沢方面から進入する必要があるため、便数が多いです。
さらに横田基地と神奈川県の厚木基地を結んだ線上に南大沢があります。
そのため、厚木基地と横田基地を移動する米軍機はほとんど南大沢上空を通過します。
そうした事情により、南大沢を飛行するアメリカ軍の飛行機はとても多いです。
飛行高度が低い
米軍の飛行機は飛行高度が日本の旅客機や自衛隊の航空機よりも低いです。
飛行高度が低い分、より騒音は大きくなっています。
東京以外でも米軍機の低空飛行は問題となっており、政府や自治体を通して抗議しています。
しかし、そうした抗議が行われているにもかかわらず、南大沢でも低空飛行の米軍機はたびたび目撃があります。
低空飛行による大きな騒音は「もしかして墜落するのではないか?」と恐怖に駆られるほどです。
時間制限なく深夜も飛行
南大沢上空を飛行するアメリカ軍の飛行機の騒音で最も問題と言えるのが、飛行時間です。
日本の自衛隊の場合、飛行時間が定められており、18時以降は通常では自衛隊機が飛ぶことはありません。
夜間飛行訓練などもあらかじめ事前に予定が通達され、その時間も深夜ではありません。
しかし、米軍機については時間制限など設けられていません。
夜9時をすぎても飛行機やヘリコプターが飛行していることはしょっちゅうです。
さらに深夜0時を回っても飛行機の轟音が外から聞こえてきたこともありました。
深夜2時すぎに飛行機の騒音が屋内に聞こえてきた経験があります。
以上の点から南大沢で生活する際には飛行機の騒音問題は大きな課題です。
南大沢に住む前に確認を
せっかく南大沢に移住したのに騒音のストレスで再度引っ越しするのはもったいないです。
そうしたミスマッチがないように南大沢に引っ越しを検討している方は内覧をしておきましょう。
アウトレットなどで1日買い物をしていれば、飛行機の騒音などはどれぐらいか確認可能です。
UR賃貸住宅などはすぐに申し込みが入るので、すぐに決める必要がありますが、内見時に室内だとどれぐらいの音が聞こえるか確認するのがおすすめです。
まとめ
今回、南大沢で生活するにあたって直面する騒音問題について紹介しました。
南大沢では電車、自動車、バイク、飛行機の4つが騒音として発生しています。
その中でも他のエリアよりも影響が大きいのがアメリカ軍の輸送機やヘリコプター、戦闘機などです。
米軍機は深夜でも低空を飛行するので屋内でも大きな騒音として聞こえてきます。
住んでから騒音にストレスを感じないかチェックするため、しっかり内覧の際などに室内での騒音の聞こえ方はチェックしましょう。
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