溜池公園に桜咲く富士山の壁画が誕生!銭湯絵師と子どもたちが共同制作【レポート】

2026年3月28日(土)に南大沢3丁目の溜池公園で「溜池公園壁画リニューアルイベント」が開催!日本に2人しかいない銭湯絵師の中島盛夫さんを講師に招き、地域の子どもたちといっしょに富士山の絵を作り上げるイベント イベント情報
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2026年3月28日(土)に南大沢3丁目の溜池公園で「溜池公園壁画リニューアルイベント」が開催されました。

日本に2人しかいない銭湯絵師の中島盛夫さんを講師に招き、地域の子どもたちといっしょに富士山の絵を作り上げるイベントでした。

無事に溜池公園に美しい桜の咲いた富士山が誕生しました。

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溜池公園の老朽化した壁画をリニューアル

南大沢3丁目にある溜池公園では、かつて描かれていた壁画が老朽化により剥がれ落ちてしまうという課題を抱えていました。

溜池公園の壁は過去にペイントされたものの、経年劣化や老朽化で剥がれおちてしまっている状態

2026年3月28日の壁画リニューアルイベント前の溜池公園の広場と壁の様子

この壁画を新しく生まれ変わらせるため、学生団体Bloomyと地域団体joynみなみおおさわによって「溜池公園壁画リニューアルイベント」が企画されました。

子どもたちと協力して公園の壁に富士山を描き、子どもたち一人ひとりの手で色を重ね、線を重ね、想いを重ねることで、「みんなの富士山」を創り上げたいという思いから今回の企画が実現しました。

「溜池公園壁画リニューアルイベント」が2026年3月28日に実施

長年親しまれてきた公園の風景が、参加者の手によって新しく描き直される取り組みとなりました。

企画・運営を行った学生団体Bloomyとは?

今回の壁画リニューアルイベントを企画・運営したのは、学生団体「Bloomy(ブルーミー)」です。

Bloomyは、普段から南大沢のカフェ「しょこら亭」を拠点に、地域の子どもたちとの交流ボランティアを行っている団体です。

主に子ども食堂の支援や課外活動を行い、子どもたちの居場所を形成し、その輪を広めることを目的として活動しています。

メンバーは一橋大学、日本大学、武蔵野大学、武蔵大学など、多種多様な大学や専門学校の学生たちで構成されています。

団体名であるBloomyには「咲く、成長する」と言った意味があり、子供たちがこの子ども食堂や自分たちのイベントを通じて、自分自身を開花させ、自己表現の場となって欲しいと言った意味が込められています。

子どもたち約30名がローラーで空や野原をペイント

イベント当日の2026年3月28日(土)は、朝10時から受付が開始されました。

学生団体Bloomyと地域団体joynみなみおおさわが企画した「溜池公園壁画リニューアルイベント」には30人近くの子どもや保護者が参加

会場には地域の子どもたちとその保護者を合わせて、約30人もの参加者が集まりました。

ペイント作業に参加する子どもたちには、洋服にペンキの汚れができるだけ付かないよう、主催者から専用のビブスが提供されました。

制作作業は、日本に2人しかいない現役の銭湯絵師である中島盛夫さんを講師に迎えてスタートしました。

日本に2人しかいない銭湯絵師・中島盛夫さんに指導を仰ぎながら、ローラーで空を塗る子どもたち

まずは背景となる部分から手を付け、子どもたちが中島さんから直接指導を受けながら、ローラーを使って大きな壁面に空や野原の色を力いっぱい塗っていきました。

銭湯絵師・中島盛夫さんによる見事な富士山と即興の桜

子どもたちによる背景の下塗りが落ち着いた昼過ぎごろから、いよいよ銭湯絵師の中島盛夫さんが本格的に富士山を描き始めました。

銭湯絵師の中島盛夫さんが昼過ぎから壁画を書き始めたところ、富士山が突如として出現

プロの筆さばきによって、何もない壁面に気づけば巨大な富士山が出現し、あっという間に詳細な稜線や雪肌が描き込まれていきました。

さらに制作中、公園の周りで綺麗に咲いていた実際の桜を見た中島さんが、即興で壁画の中にも桜の花を描き足すという展開がありました。

銭湯絵師の中島盛夫さんが溜池公園の壁に富士山を描いている最中に周囲の桜を見て、即興で桜を描く

本来、銭湯の背景画では1年を通して違和感がないように季節性の少ない風景が選ばれることが多いため、銭湯絵師によって特定の季節を表す桜が描かれることは非常に珍しいケースとなります。

通り雨のハプニングと学生・子どもたちの交流

中島盛夫さんが富士山の細部を描き込んでいる間、手の空いたBloomyの学生たちと参加した子どもたちが、公園内の遊具やボール遊びで交流している姿が見られました。

壁画を描くだけでなく、イベントを通じて大学生と地域の子どもたちが一緒に遊ぶことで、目的の一つである「居場所づくり」が体現されていました。

「溜池公園壁画リニューアルイベント」でペンキ塗りや遊んで汚れてしまった子どもたちが水道で汚れを落とす様子

順調に進んでいた制作ですが、途中で雨が降ってきてしまうという天候のハプニングが発生しました。

屋外でのペイント作業のため進行が危ぶまれましたが、雨は10数分ほどで無事に止み、イベントはそのまま継続されました。

大満足の完成!残りの壁画は来年度以降に

子どもたちとプロの絵師による共同作業を経て、溜池公園の壁面に美しい桜が咲く富士山の壁画が無事に完成しました。

「溜池公園壁画リニューアルイベント」で完成した絵は銭湯の絵では珍しい桜が入った風景画に。銭湯絵師の中島盛夫さんとそのお孫さんで学生団体Bloomyの代表である中島さんと撮影

イベントの最後に参加者へ向けて行われたシール貼り形式のアンケートでは、用意されたボードの「はい(楽しかった等)」の欄にすべてのシールが貼られていました。

銭湯絵師・中島盛夫さんとの「溜池公園壁画リニューアルイベント」のアンケートのシールではすべてが「楽しかった」に貼られる

最後は、できあがったばかりの壁画を背景にして、参加者全員での記念撮影が実施されました。

なお、今回描いた壁画部分は劣化しないようコーティングを行うため、一時的に立ち入り禁止となっています。

「溜池公園壁画リニューアルイベント」で銭湯絵師・中島盛夫さんと子どもたちが描いた富士山の絵は壁画部分は劣化しないようコーティングを行うため、一時的に立ち入り禁止に

公園の壁面にはまだ絵が描かれていないスペースが残っていますが、その部分については来年度以降に引き続き制作イベントが実施される予定です。

開催費用を募るクラウドファンディングを3/31まで実施中

今回の「溜池公園壁画リニューアルイベント」の開催にあたり、企画した学生団体Bloomyは現在クラウドファンディングを実施しています。

「溜池公園壁画リニューアルイベント」の開催にあたり、企画した学生団体Bloomyは現在クラウドファンディング「日本に2人の銭湯絵師と子どもたちが「公園の壁」に巨大富士山を描く!(CAMPFIRE)」を実施

日本に2人の銭湯絵師と子どもたちが「公園の壁」に巨大富士山を描く!(CAMPFIRE)

画材費や講師への謝礼、運営費など、この素晴らしい壁画制作プロジェクトを実現するための資金を募るものです。

イベント自体は無事に終了し見事な富士山が完成しましたが、クラウドファンディングでの支援受付は2026年3月31日(火)まで継続して行われています。

あと1日で90%まで達成しており、残り10%で達成できます。

地域の子どもたちの居場所づくりや、多世代交流の場を生み出そうと奮闘する大学生たちの想いに賛同される方は、ぜひリンクから詳細を確認し、支援を検討してみてください。

まとめ

今回、2026年3月28日(土)に溜池公園で開催された壁画リニューアルイベントについてレポートしました。

学生団体Bloomyの企画により、地域の子どもたち約30名と銭湯絵師の中島盛夫さんが協力して制作を行いました。

一時的な雨を乗り越え、中島さんが即興の桜を加えた見事な富士山の壁画が完成しました。

今回描かれなかった残りの壁面部分については、来年度以降に新たな制作が行われる予定です。

壁画リニューアルイベントのクラウドファンディングが2026年3月31日まで実施中です↓

日本に2人の銭湯絵師と子どもたちが「公園の壁」に巨大富士山を描く!(CAMPFIRE)


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記事の執筆者
ヤマタケ

大学卒業後に新卒で大手新聞社に入社して、新聞社が運営するウェブメディアを担当してきました。子どもの誕生を機に東京23区から八王子市の南大沢に移り住み、南大沢通信を運営しています。
南大沢の街を日々散策してイベントやお店の情報を集めて発信中。

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