カワチ薬品多摩ニュータウン店、丸亀製麺多摩店が閉店した跡地は解体工事で更地に

2024年7月31日に閉店したカワチ薬品・多摩ニュータウン店は9月18日現在原状回復のため解体工事中 南大沢近隣
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ぐりーんうぉーく多摩のお隣にあったカワチ薬品・多摩ニュータウン店と丸亀製麺・多摩店が2024年8月に閉店しました。

閉店後の両店の跡地がどうなるか現地を確認したところ、いずれも解体工事が始まっていました。

どうやら店舗の建物は解体されて、更地になるようです。

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カワチ薬品多摩ニュータウン店と丸亀製麺多摩店が8月で閉店

ぐりーんうぉーく多摩のお隣、多摩市唐木田にドラッグストアのカワチ薬品・多摩ニュータウン店と丸亀製麺・多摩店が営業していました。

しかし、カワチ薬品・多摩ニュータウン店は2024年7月31日で閉店し、丸亀製麺・多摩店は8月25日で閉店となりました。

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近隣にはドラッグストアがないため、カワチ薬品・多摩ニュータウン店は便利なお店でした。

さらに丸亀製麺も多摩市唯一の店舗でした。

2024年8月25日に閉店した丸亀製麺・多摩店の外観

丸亀製麺は京王相模原線の沿線エリアでは、京王稲田堤まで行がなければならなくなり、残念です。

閉店後どうなったか、9月に跡地を訪問

多摩ニュータウンのカワチ薬品や丸亀製麺が閉店した後どうなったか、2024年9月に跡地を訪ねてみました。

新しいお店のオープンするかもという期待を込めて行ったものの、残念ながら新店のオープン情報はなく、別の出来事が起きていました。

カワチ薬品多摩ニュータウン店の建物は解体中

カワチ薬品・多摩ニュータウン店があった建物は現在解体作業の真っ最中でした。

2024年7月31日に閉店したカワチ薬品・多摩ニュータウン店は9月18日現在原状回復のため解体工事中

工事のお知らせを確認したところ、カワチ薬品株式会社が工事の発注者となっており、カワチ薬品主体で工事が行われています。

カワチ薬品・多摩ニュータウン店と丸亀製麺・多摩店の解体工事のお知らせ

原状回復とある通り、カワチ薬品は土地を賃貸契約して借りていたようです。

※店舗などにおいては借りた側の借主が原状回復するようになっています。

そのため、カワチ薬品・多摩ニュータウン店があった土地の賃貸契約を終了するために解体作業を進めています。

丸亀製麺多摩店も設備の撤去が進行中

カワチ薬品の敷地の一角にあった丸亀製麺も設備の撤去が行われていました。

2024年8月25日に閉店した丸亀製麺・多摩店は解体作業で店内設備の撤去作業が開始

すでに店内に設置されていた機材が外に排出されていました。

さきほどの撤去工事の内容にも丸亀製麺の店舗が記載されていたので、同時に丸亀製麺の店舗も解体されるようです。

丸亀製麺 多摩店の解体をなぜカワチ薬品が?

カワチ薬品・多摩ニュータウン店と丸亀製麺・多摩店の解体工事で気になったのが、カワチ薬品が両方の原状回復のために発注者である点です。

賃貸契約を終了するために原状回復として建物を解体し、更地にしますが、カワチ薬品の解体工事には丸亀製麺も対象に含まれています。

カワチ薬品と丸亀製麺が個別に土地所有者と賃貸契約をしている場合、それぞれで原状回復を行う形です。

カワチ薬品が丸亀製麺の建物についても原状回復の範囲に含めていることはカワチ薬品と丸亀製麺との間で賃貸契約、いわゆる転貸契約が行われていたことが示唆されます。

※商業施設などではこういった転貸によるテナント出店は一般的に行われています。

カワチ薬品閉店が丸亀製麺・多摩店の閉店理由に

もともと丸亀製麺・多摩店についてはランチタイムなどには行列ができる人気店だったのに、閉店したことに疑問の声が上がっていました。

丸亀製麺が多摩店を出店するにあたり、カワチ薬品と契約していたとなれば、閉店理由の仮説が立てられます。

丸亀製麺・多摩店が閉店理由は、カワチ薬品・多摩ニュータウン店の閉店によるものと考えられます。

カワチ薬品・多摩ニュータウン店の閉店に伴い、カワチ薬品が土地所有者との賃貸契約を終了するには、丸亀製麺との転貸契約も終了させねばなりません。

それゆえに丸亀製麺・多摩店は繁盛していたにもかかわらず、閉店に至ったと推測されます。

閉店理由の仮説の材料として、丸亀製麺の建物も原状回復をカワチ薬品がやっている点が挙げられます。

おそらくですが、契約終了がカワチ薬品側の都合によるもののため、丸亀製麺の建物についても原状回復をカワチ薬品が負担することになったと考えられます。

更地の後の活用は不明

解体工事によってカワチ薬品・多摩ニュータウン店と丸亀製麺・多摩店の建物を更地にしたあと、土地の活用については未発表です。

カワチ薬品も賃貸契約している土地なので、賃貸契約の終了する方向と推測されます。

跡地は駅からは離れているものの、幹線道路沿いで近隣に商業施設やビジネス施設も多いエリアです。

駐車場エリアも含めるとかなりの広さの土地なので、新しく何かができると推測されます。

おそらく2025年以降にはなりますが、地域を活性化させる土地活用となることを期待します。

まとめ

今回、2024年8月で閉店となったぐりーんうぉーく多摩に隣接するカワチ薬品・多摩ニュータウン店と丸亀製麺・多摩店の閉店後の跡地を訪ねてきました。

新しく店がオープンしないかと期待していましたが、現在原状回復するための解体工事が行われています。

すでにカワチ薬品の建物は解体が進んでおり、丸亀製麺は店内設備の撤去が行われています。

両方の解体・撤去がカワチ薬品が行なっているため、丸亀製麺・多摩店の閉店はカワチ薬品多摩ニュータウン店が閉店による撤退したことが理由と推測されます。

解体には時間がかかりますが、幹線道路に面した利便性の高い土地です。

更地になった後は地域にためになる土地活用が望まれます。


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記事の執筆者
ヤマタケ

大学卒業後に新卒で大手新聞社に入社して、新聞社が運営するウェブメディアを担当してきました。子どもの誕生を機に東京23区から八王子市の南大沢に移り住み、南大沢通信を運営しています。
南大沢の街を日々散策してイベントやお店の情報を集めて発信中。

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