八王子市別所の長池見附橋が選奨土木遺産に認定!旧四谷見附橋を長池公園に移設復元

長池公園の長池見附橋。煉瓦のアーチ橋が水路をまたぎ、手前に円形のステージがある ニュース
長池見附橋と姿池
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八王子市別所の長池公園に架かる「長池見附橋(旧四谷見附橋)」が、公益社団法人土木学会の令和8年度「選奨土木遺産」に認定されました。

八王子市建設部は2026年9月24日(木)にニュースリリースで認定を発表しています。

1913年(大正2年)に築かれた四谷見附橋を、1993年(平成5年)に八王子市に移設・復元した橋です。

長池見附橋が令和8年度の選奨土木遺産に認定

八王子市のニュースリリースによると、長池見附橋は歴史的・技術的価値の高い橋梁で、見出しは「橋上の華麗な意匠を誇る貴重な構造物」です。

長池公園の長池見附橋。煉瓦のアーチ橋が水路をまたぎ、手前に円形のステージがある

長池見附橋と姿池

土木学会の令和8年度の選奨土木遺産一覧にも、「長池見附橋(旧四谷見附橋)」として東京都の認定物件が載っています。

長池見附橋は、歴史的価値の高い四谷見附橋を移設・復元した橋であり、次世代に継承すべき貴重な土木遺産です。

同じ年度には、北海道の神納橋や埼玉県の秩父橋など、全国の土木構造物が並んでいます。

橋長37.6m、設計は川地陽一、意匠は田島穧造と福田重義

八王子市が長池見附橋の選奨土木遺産認定に関するニュースリリースの概要は、以下のとおりです。

八王子市ニュースリリース。長池見附橋の選奨土木遺産認定、概要と移設復元の経緯

八王子市のニュースリリース

  • 名称: 長池見附橋(旧橋名称: 四谷見附橋)
  • 所在地: 東京都八王子市別所2丁目 長池公園
  • 設計者: 川地陽一。意匠設計は田島穧造、福田重義
  • 完成年: 四谷見附橋 1913年(大正2年)。長池見附橋は1993年(平成5年)に移設・復元
  • 形式: 橋長37.6m、幅員(道路部)17.4m
  • 発表: 2026年9月24日、八王子市建設部道路計画課
  • 公式発表: 八王子市ニュースリリース(PDF)
  • 土木学会: 土木学会選奨土木遺産 令和8年度

問い合わせ先として、道路計画課の電話042-620-7272が記載されています。

新宿通りの架け替えを避け、1993年に長池公園へ移設

リリースの「移設・復元の経緯」では、四谷見附橋は新宿通りの拡幅に伴い、1974年(昭和49年)に架け替えが決まったとされています。

長池見附橋のアーチ。煉瓦の橋台と鉄骨のアーチが池の水面に架かる

長池見附橋のアーチ

歴史的価値や橋梁技術から保存を求める声が高まり、東京都が土木学会に調査を委託した結果、文化財として高い価値があると確認されたとのことです。

1988年(昭和63年)に東京都、住宅・都市整備公団(現・UR都市機構)、八王子市の三者が移設・復元に合意し、長池公園への移設が決まりました。

実際の移設・復元は1993年(平成5年)です。

選奨土木遺産は2000年に始まった顕彰制度

ニュースリリースによると、選奨土木遺産は土木遺産の顕彰を通じ、歴史的土木構造物の保存に資することを目的に、2000年(平成12年)に設立された制度です。

詳細は土木学会の選奨土木遺産のページで案内されています。

市長コメントでは、市民の憩いの場に加え、様々なイベントの場としても市内外の多くの人に活用されている橋が認定されたことを、「大変名誉なこと」と受け止めています。

今後も関係者とともに守り活用し、魅力を発信しながら次世代へ継承する、と記されています。

姿池の円形ステージと並ぶ長池公園の見附橋

長池見附橋は、長池公園(東京都八王子市別所2丁目)の水路に架かる煉瓦と鉄骨のアーチ橋です。

長池公園の姿池。円形のステージと水路、奥に緑の斜面がある

長池公園の姿池

橋の手前には円形のステージがあり、長池ぽんぽこ祭りでは見附橋下と姿池周辺がステージやマルシェの会場になっています。

南大沢駅前からは、京王バス「堀03」で「見附橋」停留所に降りると、長池公園とぐりーんうぉーく多摩の近くです。

京王堀之内駅からも徒歩圏で、公園の散策路から橋と水面を見ることができます。

まとめ

今回、八王子市別所の長池公園に架かる長池見附橋が、2026年9月24日に選奨土木遺産へ認定されたことを紹介しました。

1913年築の四谷見附橋を1993年に多摩ニュータウン開発で移設・復元した橋で、橋長は37.6mです。

長池見附橋の姿池の円形ステージと並ぶ長池公園の風景の一部になっています。

2026年度の選奨土木遺産に選ばれた長池見附橋が架かる長池公園へ足を運んでみてください。

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